小説 第3話「なんだったんだ!?」

赤の点滅が消えた。
中から医者がでてくる。
「手術は無事終わりました。しかし、娘さんの容体は危ないです。」
「なぜですか!? 手術は成功したんでしょ!? ちゃんと治してよ!!」
「お母さん、落ち着いてください。手術は終わりましたけどまだ安心できないということです。でも、数日後は元気に学校に通ってますよ。ただし! 絶対に安静しないといけません。」
「わ・・・か・・り・ました。」

そんな会話が終わると医者は行ってしまった。


「私はあの子のところに行ってくるわ。悠ちゃんはどうする?」
「俺は良いです。親子みずいらずの方がいいでしょう。」
「ええ。そうね、じゃあそうさせてもらうわ。」
そういうと遥の母さんは行ってしまった。
俺は家に帰ることにした。
(ゆっくり休もう。どうせ明日は警察とかで大変だからな。)
俺は家に帰って、風呂に入った後ご飯を食べずに寝てしまった。

朝、新聞配達を済ませると警察が俺の家に来て、学校があったが俺を警察署に連れて行った。

いろいろな事を聞かれた。
君と遥さんはどういう関係?なぜあの場所に?どうやって傷つけられたか?

俺はいろいろな事を話た。だが、角が生えた奴にされたといっても信じてくれなかった。
精神科に行かされそうになったが、俺はうそをついて人間にされた、といった。


俺は夕方ごろにやっと返された。俺は花を買って病院に行った。

遥は手術から起きてないらしい。俺は少しだけ話しかけてからそこをでた。

外は暗くなり始めた。俺は気がつくと公園にいた。少し気味が悪く見えた気がした。
「いるわけないか。」
帰ろうとしたとき・・・・・昨日とは違うやつがいた。
俺は頭が真っ白になる。あいつが襲いかかってくる。
俺は駄目だと思った瞬間・・・・・・・・・・・
変なやつは死んでいた。

「昨日のようにすればよかったのに」
そこには30か40ぐらいのおっさんがいた。
近づいてきた。・・・・・大丈夫か?

俺は口があかなかった。
「どうした? びびって声もでないか? 昨日のあれは誰がやったんだ?」

俺はやっと口が開いた。
「あれは何だったんだ!? 昨日のは俺が倒したのか!? どうやって!?」

「今から話してやる。 今さっきの奴は・・・・・・・・・」

続く