小説 第2話「幸せな日々!?」

コケコッコー
朝を知らせるように鶏が鳴く・・・・・。
時計を見ると午前6時だ。
(そろそろ用意しねぇとな)
悠は朝食をとり、支度をし家を出た。

登校中、遥が「一緒に行こう」と言ってついてきている。
俺と遥はいろんな話をしながら学校へ向かった。

学校へ着くと俺の大親友、亮が来た。
「よっ」
俺も返事を返す。
「おぅ」
遥も返す
「今日から新しい日常のはじまりだな」
「そうだな」
「これからいろいろ楽しみね」
俺と亮は声をそろえて言った。
「そうだな」

キーンコーンカーンコーン

「やっと終わった〜」
「そう? 私には早く終わったように感じたよ」
こんな話をしながら俺たちは帰っていた。
公園を通り過ぎる時、遥が
「ちょっと遊んで行かない?」
と言ってきた。俺は早く帰りたかったが、遥が何度も頼むからしぶしぶokした。

俺たちはブランコや青リンゴに乗って楽しんだ。まぁまぁ楽しかった。
外は日が暮れ始めた。帰ろうとした瞬間・・・・・・・・
地面から角が生えた変な奴が出てきた。
そいつは遥に襲っていった!!
「キャーーー」
「遥ーーーーー!!」
一瞬時が止まったように感じた
遥は変な奴に首を切られていた・・・・・・・・
(首が飛ぶほどではない)



俺は体から何かこみあげてくるのを感じた。
「遥になんてことするんだーーーー!!」
そのとき俺は何をしたかなんて覚えてなかった。
ただ、遥の手をつかんで救急車がくるまで泣いていたことだけ覚えている。

続く